卒業旅行で訪れたい沖縄の離島12選！宮古島や石垣島など各島の魅力・楽しみ方を解説

「卒業旅行は海がキレイな場所に行って、友達と思いっきりはしゃぎたい！」

学生最後の思い出に、沖縄への卒業旅行を検討している人も多いでしょう。

海外のリゾート地に引けをとらないほど美しい海がある沖縄は、卒業旅行先としても人気です。

今回は卒業旅行で訪れたい沖縄の離島12選を紹介します。

各島の魅力や楽しみ方、卒業旅行に1番おすすめな沖縄の離島もあわせて解説します。

沖縄への卒業旅行を検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。

卒業旅行で訪れるべき沖縄の離島12選

沖縄には160もの離島があり、本島を除くと37の有人島が存在しています。

沖縄本島から橋でつながっている離島や、飛行機や船でしか行けない離島などさまざまです。

沖縄の離島は沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島の3つのエリアに分けられます。

おすすめの離島をエリア別に紹介していきます。

【沖縄諸島】本島から日帰りで行きたい人向けの離島3選

まずは、沖縄本島の周辺にある「沖縄諸島」の離島を紹介します。

本島から日帰りで行きたい人には、以下の3つの離島がおすすめです。

1つずつ見ていきましょう。

古宇利島｜那覇空港から車で1時間半で行ける

古宇利島（こうりじま）とは、那覇空港から車で1時間半ほどで行ける離島で、10分ほどあれば車で一周できる小さな島です。

古宇利島には沖縄版「アダムとイブ伝説」があり、「恋島（くいじま）」とも呼ばれています。

恋のパワースポットであるチグヌ浜の「はじまりの洞穴」と、ティーヌ浜の「ハートロック」は古宇利島の必訪スポットです。

古宇利島から本島にある美ら海水族館まで車で30分ほどで行けます。

午前に美ら海水族館に行き、午後から古宇利島を訪れるプランもおすすめです。

水納島｜高速船で約15分の島

水納島（みんなしま）とは、沖縄本島の渡久地港から高速船で約15分で行ける離島です。

上空から見ると、三日月のような形をしているため「クロワッサンアイランド」の名前でも親しまれています。

水納島の最大の特徴は、遠浅で波が穏やかな海です。

本島から日帰りで行けるので、マリンスポーツを楽しみに年間約6万人の観光客が訪れます。

本島を拠点にしながら、キレイな海でマリンスポーツがしたい人にぴったりの離島です。

久米島｜琉球列島で最も美しい島

久米島（くめじま）は、沖縄本島から約100kmほど離れた場所にある離島です。

久米島へは那覇空港から飛行機で約30分、那覇泊港からフェリーで約3時間で行けます。

特に有名な観光スポットは、久米島から送迎船で約20分ほど行った先にある「ハテの浜」。

エメラルドグリーンの海に約7kmの白い砂浜が続く光景は、誰もが息をのむほどの美しさです。

古宇利島や水納島に比べると遠いですが、沖縄本島をメインに旅行しながら本格的な離島にも行きたい人におすすめです。

【宮古諸島】とにかくキレイな海を満喫したい人向けの離島5選

次に、宮古島を中心とする「宮古諸島」の離島を紹介します。

「沖縄本島の海では満足できない」「もっとキレイな海を満喫したい」という人には、以下の5つの離島がおすすめです。

1つずつ紹介していきます。

宮古島｜「宮古ブルー」と呼ばれる青く透き通った美しい海

宮古島は宮古諸島の中で1番大きな島です。

東京・名古屋・大阪・福岡の空港から直行便が出ており、宮古諸島の離島と橋でつながっているため、宮古島旅行の拠点となります。

宮古島の魅力は「宮古ブルー」と呼ばれるほど、青く透き通った美しい海です。

宮古島には川がなく、海に土砂が流れ出ないため、より透明度の高い海が広がっています。

東洋一美しいといわれる「与那覇前花ビーチ」やパワースポットの「パンプキン鍾乳洞」など、観光スポットも豊富です。

伊良部島｜宮古島観光にプラスするのがおすすめ

伊良部島（いらぶじま）は、宮古島の宮古空港から車で30分ほどで行ける離島です。

無料で渡れる全長3540mの「伊良部大橋」で宮古島とつながっており、自由に行き来できます。

伊良部島の見どころは、日本の渚100選にも選ばれた「佐和田の浜」やサラサラとした砂浜が特徴の「渡口の浜」です。

宮古島を拠点に、半日ほど伊良部島を観光するのがおすすめです。

下地島｜映えスポットが多いと話題

下地島（しもじしま）とは、伊良部島からさらに橋を渡った先にある離島です。

島の大部分を「下地島空港」が占めていますが、映えスポットがたくさんあると近年人気が急上昇しています。

下地島空港の先端にある「17END（ワンセブンエンド）」や2つの池が地下でつながっている「通り池」が特に人気です。

小さな島なので、伊良部島と一緒に観光するのがおすすめです。

来間島｜おしゃれなカフェや雑貨店が多い

来間島（くりまじま）は、全長1690mの「来間大橋」で宮古島とつながっており、宮古空港から車で20分ほどで行ける離島です。

来間島は車で10分ほどで一周できる小さな島ですが、おしゃれなカフェや雑貨店が続々とオープンしています。

「竜宮城展望台」からは、宮古ブルーの海の美しいグラデーションを眺められ、与那覇前浜ビーチも一望できる絶景スポットです。

「長間浜」は宮古島の周辺のビーチの中でも、比較的人が少ない穴場スポットなので、のんびりと過ごせます。

カフェや雑貨店をめぐったり、ビーチでのんびり過ごしたりして楽しんでください。

池間島｜日本最大のサンゴ礁群「八重干潮（やひじ）」が魅力

池間島（いけまじま）は、宮古島から全長1425mの「池間大橋」を渡った先にある離島で、宮古空港からは車で30分ほどで行けます。

池間島の最大の特徴は、日本最大のサンゴ礁群「八重干潮（やひじ）」です。

水中に顔をつけると、サンゴ礁が視界いっぱいに広がる圧巻の景色を楽しめます。

宮古島諸島へ訪れるなら、八重干潮でおこなうシュノーケリングは外せません。

他にもドラマのロケ地で一躍有名になったイキヅービーチの「ハート岩」や県内最大級の「池間湿原」などの観光スポットがあります。

【八重山諸島】南国の自然を味わいたい人向けの離島4選

ここからは、石垣島を中心とする「八重山諸島」の離島を紹介します。

南国の自然を味わいたい人には、以下の4つの離島がおすすめです。

順番に見ていきましょう。

石垣島｜海・山どちらも楽しめる

石垣島（いしがきじま）は、宮古諸島の南西400kmほどの場所にあり、沖縄本島と西表島に次いで県内で3番目に大きい離島です。

東京・大阪・名古屋・福岡の空港からの直行便を利用するか、那覇空港で乗り継いでアクセスします。

沖縄には平坦な離島が多いですが、石垣島には於茂登岳（おもとだけ）といった山があり、アップダウンのある地形が特徴です。

キレイな海でのマリンスポーツはもちろん、山でのトレッキングといったアクティビティを楽しめるのが石垣島の魅力でしょう。

竹富島｜水牛車に乗って思い出作り

竹富島（たけとみじま）は、石垣島から高速船で10分ほどで行ける離島です。

赤瓦の屋根が特徴的な集落があり、沖縄らしい雰囲気を感じられます。

徒歩1時間ほど一周できる小さな島で、水牛車やレンタルした自転車でも観光できます。

水牛車に乗ることは都会ではできないので、卒業旅行の特別な思い出になるでしょう。

竹富島にある「カイジ浜」には星の形をした砂があるので、ぜひ探してみてくださいね。

西表島｜世界自然遺産にも登録された島

西表島（いりおもてじま）とは沖縄で2番目に大きな離島で、石垣島からフェリーで約50分ほどで行けます。

西表島は約90％以上がジャングルに覆われており、イリオモテヤマネコをはじめとする、熱帯の生き物が生息しているのが特徴です。

2021年７月には世界自然遺産にも登録されました。

マングローブ林の中をカヌーで進む川やトレッキングができる山など、自然のアクティビティが楽しめるスポットがたくさんあります。

波照間島｜海や星空が魅力

波照間島（はてるまじま）とは日本最南端の有人島で、石垣島からフェリーで約1時間ほどで行けます。

波照間島の見どころは、海や星空といった美しい自然です。

海は八重山諸島の中でも屈指の美しさといわれ、宝石のように青く光り輝くことから「ハテルマブルー」と呼ばれています。

また本土からは見られない南十字星をはじめとする、たくさんの星を観察できます。

日本で1番多くの星が見られる島ともされており、まるでプラネタリウムのような星空に感動すること間違いなしです。

卒業旅行で沖縄の離島に行くなら宮古島がおすすめ

たくさんの離島を紹介してきましたが、卒業旅行で沖縄の離島に行くなら宮古島がおすすめです。

宮古島は伊良部島や池間島といった周辺の離島と橋でつながっているので、1回の旅行でいくつもの離島へ行けます。

さらに宮古島は川がないため海の透明度が非常に高く、日本屈指の美しさを誇ります。

特にシュノーケリングがおすすめで、水中に顔をつけると、視界の鮮明さに驚くことでしょう。

お気に入りの沖縄離島を見つけて存分に卒業旅行を楽しもう

今回は卒業旅行で訪れたい沖縄の離島12選を紹介しました。

沖縄の離島は非日常を味わえると、卒業旅行先としても注目を集めています。

どの離島がよいか悩んだときは、1回の旅行で周辺の離島にも行ける宮古島がおすすめです。

透明度が抜群の海でおこなうシュノーケリングは、学生生活を締めくくる卒業旅行の最高の思い出になるでしょう。

ぜひ今回のコラムを卒業旅行の計画にお役立てください。