「宮古ブルー」と呼ばれる、透明度の高い青く透き通った海が魅力的な沖縄県の宮古島。
そんな宮古島は大自然に囲まれた離島でのスローライフができる移住先としても人気があります。
実際に観光で訪れた際にはその素晴らしさに魅了され、移住を考えたことのある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、宮古島への移住のメリットとデメリットを解説します。
- 宮古島へ移住するメリット
- 宮古島へ移住するデメリット
- 宮古島へ移住する際の支援制度
移住先として宮古島に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人🙋(ガイド歴16年 PADI インストラクター)
「初心者専門宮古島シュノーケリングツアー」を運営する私「浜 佑介」は、ダイビング歴20年のダイビングインストラクターです。
ダイビング、シュノーケリングの知識だけでなく、宮古島や沖縄の様々な情報に精通しています。
- 石垣島と宮古島でマリン会社経営
- ガイド歴16年 PADI インストラクター
- 初心者のガイド累計10000人以上!
\今だけ!シュノーケリングツアーのお得すぎるキャンペーンを実施中!/
※画像をクリックして確認できます!
今のうちに旅の予定を決めませんか…?
宮古島ってどんな場所?概要や特徴を解説
沖縄県の本島から南西へ約300キロの場所に位置する宮古島は、総面積が160平方キロメートルほどの島です。
「東京23区の4分の1くらいの大きさ」といえばイメージしやすかな。
宮古島は「珊瑚礁の島」と呼ばれるように、元々珊瑚礁が隆起してできた島で、島には大きな山や川らしい川はありません。
最も標高の高い場所でも海抜115メートルほどと、非常に平坦な地形が特徴的です。
気候は一年を通じて温暖で、周囲の海が非常にきれいなこともあり、シューノーケルやダイビングなどのマリンアクティビティが盛んに行われています。
ところで宮古島はどこの自治体に属しているのかな?
宮古島は周辺の池間島、来間島、伊良部島、下地島、大神島と合わせて沖縄県宮古島市に属しています。
また宮古島市は近年、人口が増加しているよ。
\ツアーの詳細を見たい人はこちら/
\貸切ツアーもやってます/
宮古島に移住すべき5つのメリット
大自然に囲まれた離島でのスローライフができる場所は日本国内だけでも数多くありますが、その中でも人気がある場所が宮古島です。
ここからはそんな宮古島に移住するメリットを紹介していきます。
宮古島は本当に過ごしやすくていいところだよ。
それぞれ順に紹介していきます。
きれいな海がいつでも見られる
宮古島の魅力はなんといっても、「宮古ブルー」と呼ばれる透明度の高い青く透き通った海です。
宮古島には山や川がなく、土砂が周辺の海に流れることがないので、島の美しさは外国の方からも注目されています。
また宮古島はそれほど大きな島ではないので、島のどこに住んでもすぐにこのきれいな海を見に行ける点も魅力です。
一年中過ごしやすい気候
宮古島は年間平均気温が23℃ほどです。
最も寒くなる1月〜2月の最低気温でさえも平均15℃を超える温暖な気候が特徴です。
でも沖縄って夏は暑いイメージがあるんだけど。
宮古島は夏でもみんなが思っているほど気温は上がらないよ。
宮古島は暑いと思われがちですが、夏の平均最高気温は32℃を下回っています。
海からの風が暑さを和らげてくれるので、夏でも過ごしやすいことも宮古島に移住するメリットと言えるでしょう。
離島の中では充実している医療機関
島暮らしは魅力的だけど、怪我をしたり病気になったときは不安だな。
宮古島は医療機関も充実しているよ。
宮古島には総合病院が4ヶ所ある他、クリニックや歯科医院なども数多くあります。
沖縄本島ほどではありませんが、離島の中では医療機関も充実している点も宮古島に移住するメリットです。
子育てがしやすい
宮古島には昔から、島民の子どもは島全体で育てようという風潮があります。
実際に宮古島が属する宮古島市は子育て支援にも力を入れており、2022年にはこども医療費助成制度もその対象が0歳から中学校卒業までへと広がりました。
また共働き子育て世帯へのワークライフバランスの推進もおこなっています。
宮古島へ家族で移住を考えている人にとって、子育ての環境が整っている点は安心できるポイントと言えるでしょう。
花粉症とは無縁の生活
宮古島に移住するメリットの5つ目は、花粉症とは無縁の生活が送れることです。
宮古島は杉の木の生育には不向きな場所なので、花粉症の元となる杉の木がほとんど生えていません。
そのため特に春先には、花粉症対策として宮古島を訪れる人もいるくらいです。
花粉症の症状がひどくて、移住を検討している人はぜひ宮古島に住んでみてください。
宮古島の移住に注意すべき5つのデメリット
メリットの多い宮古島への移住ですが、当然ですがデメリットもあります。
続いては宮古島に移住する際のデメリットも5つ紹介します。
それぞれ順に見ていきましょう。
車は必需品
宮古島には沖縄本島や本州などにあるような鉄道路線はありません。
公共の交通機関として路線バスがありますがそれも本数はあまり多くなく、使いやすいとは言えないのが実情です。
そのため宮古島で快適に生活するためには車の運転免許の取得、そして自家用車の所有は必須となります。
車の運転が得意でない人や、移住後も車を使いたくないと考えている人には不向きかもしれません。
台風の影響を受けやすい
宮古島は一年を通して温暖で過ごしやすい気候ですが、台風の影響を受けやすい点がデメリットです。
宮古島は台風の通り道になっており、毎年3回以上の台風が通過しています。。
台風シーズンは毎年6月頃から始まり、8月から9月がピークで10月頃まで続きます。
本州では台風が直撃することはあまり多くありませんが、宮古島では毎年のことです。
生活費が高い
宮古島は本州から遠く離れた島ということもあり、物流の輸送コストが本州よりもかかってしまいます。
輸送コストが店頭での販売価格にも反映されるため、物価は総じて高めです。
家賃についても「宮古島バブル」と呼ばれる地価上昇の影響を受けて都会並みの金額となっており、生活費は沖縄県の中でも高い地域と思っておいた方がいいでしょう。
ネット通販でよく見る送料無料も、宮古島は対象外だったりするよ。
求人の所得水準が低い
宮古島は生活費が高い反面、求人の所得水準は高くありません。
所得水準の低さは沖縄県の最低賃金が低いことからも影響しており、東京都と比べると宮古島の最低賃金は100円以上低いです。
観光業を中心に常に一定の求人募集はありますが、高賃金の求人は限られます。
給与水準は東京都の3分の2くらいが実情です。
宮古島に移住後、仕事を探す際は給与面でのデメリットがある可能性がある点を把握しておきましょう。
教育環境は低い
宮古島は子育て環境が充実している一方、教育水準の低さが課題となっています。
全国学力調査のスコアも、全国平均よりも低い結果です。
小中高の義務教育期間だけでなく、大学などの教育施設も不足しています。
島内にある大学のキャンパスも、2024年4月にやっと宝塚医療大学の観光学部ができただけです。
大学で学びたい子どもたちはほとんどが島外へ行くため、子どもの将来を踏まえた人生設計を考えておく必要があるでしょう。
宮古島の移住に関する支援制度は何がある?
宮古島に移住するための支援制度は何かあるのかな?
宮古島は移住先として人気があるので、移住を促すような支援制度はあまりないのが実情だよ。
冒頭でも述べた通り、宮古島は島暮らしができる移住先として既に人気があるため、移住を促進する支援制度はあまりありません。
しかし保育士の資格を持っていれば、移住後に島内の認可保育施設で働くことを条件に、渡航費用や転入費用の補助をしてもらえる制度があります。
まずは宮古島に旅行して住み心地を体験するのがおすすめ
宮古島での暮らしが自分にとってあっているかどうかは、実際に宮古島を旅してみるのがおすすめです。
島の雰囲気や今自分が住んでいる所との物価の違いなど、自分の目で見て感じましょう。
また宮古島にはホテルだけでなく、よりローカルな滞在も体験できるゲストハウスもあるので、そのようなところに滞在してみるのも、住み心地を体験するという意味ではおすすめです。
そして効率よく宮古島の海を楽しむなら、マリンアクティビティのツアーに参加するのが一番です。
ツアーには宮古島に住んでいるガイドも付いているから、その人に宮古島の暮らしについてよりリアルな声を聞いてみるのもいいと思うよ。
ちなみに一番おすすめのツアーは何かな?
宮古島の海を満喫するなら、シュノーケリングツアーが一番おすすめです!
\ツアーの詳細を見たい人はこちら/
\貸切ツアーもやってます/
シュノーケル以外にもこのようなツアーもあります。
フリーランスの方であれば、宮古島でワーケーションをしてみるのもおすすめです。
メリットとデメリットを確認した上で、後悔のない選択を
今回は離島でのスローライフができる移住先として人気の宮古島への移住について、そのメリットとデメリットを解説しました。
メリットに魅了されて行動するのも大切ですが、実際に移住を決める際はその裏にあるデメリットもしっかり確認してください。
結果として、ご自身にとって後悔のない選択が宮古島へ移住だったのなら幸いです。