「水難事故を気にせずに宮古島の海を満喫したい」と思っていませんか?
宮古島に旅行するなら、エメラルドグリーンの綺麗な海を思いっきり楽しみたいですよね。
海で遊びたいけど、事故が起きたところは避けたいなぁ…
事故の原因と対策を知れば、海で楽しく遊べますよ!
今回は、宮古島の海で起きた事故の原因や旅行前に知っておくべきポイントを詳しく紹介します。
この記事を書いた人🙋(ガイド歴16年 PADI インストラクター)
「初心者専門宮古島シュノーケリングツアー」を運営する私「浜 佑介」は、ダイビング歴20年のダイビングインストラクターです。
ダイビング、シュノーケリングの知識だけでなく、宮古島や沖縄の様々な情報に精通しています。
- 石垣島と宮古島でマリン会社経営
- ガイド歴16年 PADI インストラクター
- 初心者のガイド累計10000人以上!
- 宮古島で起きた事故の原因がわかる
- 海で安全に楽しく遊ぶ方法がわかる
- 初心者におすすめのマリンスポーツがわかる
宮古島旅行を予定している人や、海で安全に遊ぶポイントを知りたい人はぜひ参考にしてください。
宮古島で定番の初心者向けアクティビティツアーも紹介しています。
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宮古島で起きた水難事故の5つの事例
宮古島で発生した水難事故の事例を5つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
事例①シュノーケリングで心肺停止
1つ目の事例は、43歳の男性がホテル内のビーチで心肺停止で発見されたというもの。
グループでシュノーケリングを楽しんでいたところ、男性の姿が見えなくなり、ビーチスタッフに通報。
沖合から50メートル付近で発見されたときには、心肺停止でした。
発見時にライフジャケットが未着用であったことから、ライフジャケットの重要性を再確認できる事案といえます。
自分を過信しないで大人もライフジャケットを活用しましょう!
事例②ダイビング船が転覆
2つ目の事例は、突然の天候悪化で、ダイビング船が転覆する事件です。
事件のきっかけはダイビング船が大雨の影響で高波を受け、エンジントラブルが発生したこと。
全員が海に投げ出されてしまいましたが、インストラクターの臨機応変な対応のおかげで全員の命が助かりました。
インストラクターは、もしものときは特に頼りになるね
事例③SUPで風に流され帰還不能
3つ目の事例は、SUPのアクティビティ中。
SUP関連の事故は、アクティビティ中に沖に流され、岸に戻れなくなってしまうというものです。
風や波の影響を受けやすいSUPは、沖合に流されやすいアクティビティの一つです。
穏やかな海でも、風や波が発生してしまう場合があります。
子どもだけでなくて大人も波に流されて漂流してしまうため、注意が必要です。
SUPを楽しむには十分な海の知識が必要です
事例④泥酔状態で海に転落
4つ目の事故は、飲酒後にSUPをして、海に転落してしまったという内容。
友人と酒を楽しんだあとに、一人でSUPに乗って沖合に向かったところ、泥酔していたために溺れてしまった事例です。
飲酒したあとは、普段よりも疲れやすく体温が急激に下がりやすくなり、危険が伴います。
飲酒後は海に入らないのが賢明だね
事例⑤台風の影響で高波被害
警報や波浪注意報が発生していなくても、台風の影響で波が高くなり溺れる事故がありました。
台風のあとに遊泳して、流されたり溺れたりする事故が多発しています。
台風が通過したあとで、海が穏やかに見えても高波の被害に逢う可能性があります。
台風が通過しても海には近づかないようにしましょう!
沖縄県の水難事故の発生件数は?
2022年の水難事故が106件に対して、2023年は上半期で既に96件も発生しています。
96件という水難事故の数は、過去5年の水難事故発生件数が最多を記録しています。
被害状況は、県民よりも観光客、アクティビティの事故件数が大半です。
また、水難事故の死者6割は、50歳以上で死亡率も年齢に比例して高い傾向にあります。
大人の死亡率って6割もあるんだね
子どもだけでなく、大人も十分に気をつけるようにしましょう。
海の事故に遭わないための3つのポイント
海で事故に遭わないためのポイントを3つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①ビーチの危険情報や過去の水難事故を知る
宮古島で楽しく遊ぶには、ビーチの危険情報や過去に起きた水難事故を知っておくのが重要です。
事前に情報を入手することで、危険を回避できます。
おきなわマリンセーフティマップを見ると、危険なビーチや過去の水難事故の情報が一目でわかります。
手軽に安全なビーチ探しをするなら、LINE登録するのもおすすめ。
現在地から近いビーチの情報やひやっとした事故の情報を簡単にチェックできます。
旅行前に登録しておくと安心だね!
②海の安全ガイドラインを守る
事故に巻き込まれないためには、海の安全ガイドラインを守ることが大切です。
安全ガイドラインは、以下の7つです。
- 安全装置やライフジャケットを着用する
- 悪天候のときは海に入らない
- 離岸流に注意する
- 単独行動をしない(子どもからは目を離さない)
- 体調不良のときは泳がない
- 飲酒したあとは海に入らない
- 海の危険生物には近づかない
海の事故は、安全ガイドラインの順守ができていないことが原因で起きています。
ガイドラインを守れば、事故に遭う危険は低くなります。
宮古島での思い出が楽しいもので終わるためにも、旅行前に安全ガイドラインをチェックしておきましょう。
③アクティビティツアーに参加する
マリンスポーツをするなら、アクティビティツアーの参加がおすすめ。
宮古島の天候は複雑で、プロのインストラクターであっても状況判断が難しい場合があるからです。
たとえば、急な豪雨が原因でダイビング船が転覆する事故がありました。
ダイビングを終えて船に戻ろうとしたときに、大雨と高波が襲いかかり、船が浸水。
全員が船の外に投げ出されてしまいましたが、救助が来るまでインストラクターの迅速で適切な対応のおかげで、全員が無事に救助されました。
宮古島の海は、風向きや波の強さによってコンディションが変化します!
個人では遊べる海かどうかの判断が難しく、万一のことが起きたときに自分で対処するのは困難です。
個人で判断するよりも訓練しているプロに任せられるツアーの方が、安全に遊べるでしょう。
マリンスポーツをするなら初心者向けツアーを選ぼう
マリンスポーツで遊ぶなら、初心者歓迎のアクティビティツアーを選ぶのがよいでしょう。
初心者向けツアーのなかでも、宮古島に行くならシュノーケリングがおすすめ。
透き通ったエメラルドグリーンの宮古ブルーを堪能でき、ウミガメと一緒に写真撮影もできます。
また、インストラクターの丁寧なサポートがあるため、シュノーケリングが初めての人も楽しめるでしょう。
泳ぐのが苦手な人は、少人数でじっくりサポートしてもらえるインストラクターの貸切オプションを追加すると安心です。
家族やグループ、カップルにもぴったりだね!
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宮古島の海で遊ぶときは十分に気をつけよう
宮古島の海で遊ぶときは、万一のときに備えて過去の事故や安全対策を万全にする必要があります。
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旅行の前に、安全なビーチを探すのに役立ちます。
また、宮古島でマリンスポーツを楽しむなら、初心者専門のシュノーケリングがぴったりです。
泳ぐのが苦手でもインストラクターが丁寧に指導してくれるため、安心して楽しめるでしょう。
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